標準案内用図記号の使用に際しては、下記をよくお読みください。
本ガイドラインでは、図記号の使用について次の推奨度区分を定めています。使用にあたっては、これを遵守してください。
【注1】の表記がある図記号は、文字による補助表示が必要です。図記号単独での使用は避けてください。その際の文字表示は、各図記号に併記してある名称を参考にしてください。
注2の表記がある図記号は、図記号中の通貨記号を必要に応じて他の通貨記号に変更することができます。
本ガイドラインの図記号は、視距離1メートルで表示する場合の最小寸法を35ミリ角、手にとって見ることのできる地図類に用いる場合の最小寸法を8ミリ角とする条件で設計されています。これより小さくして使用することは避けてください(図1)。
本ガイドラインの図記号は、正方形・円形・三角形が同じ大きさに見えるように、寸法を調整してあります。これら三種の外形を持つ図記号を混用して拡大・縮小する際は、この点にご留意ください(図2)。
赤、青、黄、緑が使用されている図記号の色彩は、「JIS Z 9103 安全色及び安全標識(2017年度改正)」に依っています。使用の際は、次のマンセル値を参照してください(図3)。※このガイドラインは、レギュラーインクを使用しているため近似色である。
白地に黒色で表現されている図記号は、前記の赤、青、黄、緑の安全色を除く、他の色彩に変更することができます(図4)。また、図と地の関係を反転することができます(図5)。
色彩あるいは明度を調整して使用する場合は、見やすさに配慮し、図と地色とのコントラストが十分明確になるようにしてください。明度差は少なくとも0から10段階のマンセル表色系で、5以上になるようにしてください(図6)。
図記号によっては、誘導方向や設置環境に応じて左右を反転することができます。(図7)にその例を示します。